こんにちは。

香芝市Tri整体院より

津守です。

 

慢性の肩こりを抱えている人って

いっぱいいますよね!

 

日本人のカラダの症状について

女性の悩みで最も多いのが肩こりです。

男性の肩こりは2位だそうです。

 

肩こりの主な症状は

首から肩甲骨の上側、背中にかけて

重さや怠さを感じることですよね。

 

酷くなれば頭痛や吐き気、めまいなども

同時に出てくる厄介な現代病です。

 

大体の肩こりって

デスクワークや緻密な作業の後に

あ~…って感じることが多いですよね。

 

肩の筋肉に力が入り続けて

ふっと力を抜いた後に

疲労感というか怠さが出てくるのですが

 

慢性の肩こりの人って

これがほぼ毎日続いていますよね?

 

肩回りの筋肉が著しく疲労するほどの

筋収縮が起こり続けるのですから

幽遊白書の戸愚呂弟みたいな

肩回りムキムキマッチョになっても

おかしくないのでは…?

 

 

ってそうならないのは

皆さん想像つくと思います。

もしそうなったら

オフィス街のサラリーマンのほとんどが

ムキムキ肩マッチョになってるはずですから(笑)

 

実際に慢性の肩こりになる人は

やせ型の人に多い傾向にあります。

 

ではなぜ毎日疲労感を伴うような

肩の筋肉の使い方をしているのに

著名な筋肥大が起こらないのかを

考えていきましょう。

 

肩こりの筋収縮とトレーニングの筋収縮

通常の肩こりを感じるときは

デスクワーク後や

細かい作業をするなどの

あまり肩自体が動作せずに筋緊張が起こっています。

 

これを等尺性収縮といいます。

関節の動かないが筋肉に力が入った状態です

体幹トレーニングのプランクや

空気イスなどが等尺性収縮になります。

 

筋肉の収縮の仕方によって

筋肥大のしやすさが変わります

 

等尺性収縮

筋肉に力が入っているが伸び縮みはしない

空気イスなど動きがないがプルプルしている状態

 

求心性収縮

筋肉に力が入り筋肉が縮んでいく

ダンベル上げなど持ち上げる状態

 

遠心性収縮

筋肉に力が入っているが伸びていく

ダンベル上げで力は入っているが

ゆっくりとおろしていく状態

 

大きくこの3つの収縮の仕方に分かれますが

遠心性収縮>求心性収縮>等尺性収縮

この順で筋肥大しやすいと言われています。

 

デスクワークなどでかかる負担は

そもそも負荷自体が小さく

関節の動きが少ない等尺性収縮なので

トレーニング効率としては低いということですね。

 

慢性肩こりの原因とは

先ほど述べたようにやせ型の方が

慢性肩こりを感じることが多いのも

やはり筋力不足であることが大きいでしょう。

 

他にも栄養面や精神面などの原因は捨て置けませんが

トレーニングすることが肩こりの改善には必要だと考えています。

 

トレーニングをすれば必然お腹がすいて

栄養などのたんぱく質が必要になりますし、

トレーニングの達成感は精神の安定化を図れます。

 

戸愚呂弟まではいかなくても

トレーニングすることは

人生において非常に大事ですよ。

 

以上、香芝からお送りしました。