こんにちは。

奈良県香芝市にあるTri整体院より

津守辰哉がお送りします。

 

稀に患者さんが訴える肩こりの症状の中に

肩こりが酷すぎて息苦しくなってくる

と悩む方がいらっしゃいます。

 

なぜ肩が凝ると呼吸が制限されてしまうのでしょうか?

一見肩の筋肉と肺には関連性が無いようにも思えます。

 

 

ある人は背中をマッサージしてあげると

呼吸しやすい!と喜んでくれました。

 

ある人は肩甲骨まわりを動かしてあげると

肩こりと息苦しさが楽になったと笑顔になりました。

 

ある人は胸筋のストレッチを教えると

深く息が吸えるようになったと驚いていました。

 

ある人は軽く肩の運動してもらうと

声が響くようになったと嬉しそうに報告してくれました。

 

ある人は問診で少しお話を伺うだけで息切れしていたのが、

背中をさする程度の刺激の施術で

いつの間にかマシンガントークを披露してくれるぐらい元気を取り戻しました。

 

その中には肩こりとは関係ないような部分の施術でも

調子が軽快する方もおられます。

 

そもそも呼吸が浅くなっていたのは

本当に肩こりが原因だったのかでしょうか?

詳細な僕の考えについてはこの記事の後半でお伝えしたいと思います。

 

 

本日お伝えする肩こり対策は

先ほどチョロっと書いた胸筋のストレッチが有効であることが多いです。

 

胸筋という筋肉は、鎖骨や胸骨から始まり腕の骨に着いている筋肉です。

胸筋は腕を上げたり、何か押す動作、また呼吸の補助筋という役割があります。

 

胸筋の動きが悪くなれば、呼吸を補助するどころか肋骨を抑え込んでしまうことがあるので、

深く呼吸をすることでさえ息苦しさを感じるかもしれません。

 

ということで肩こりで悩むあなたは

壁に目線の高さぐらいの所に手をついた状態をキープし

胸を張るように体をねじり前に押し出します。

 

・このポーズで20秒キープ。

・肩から脇・胸のあたりに張る感じ。

・深呼吸10回

 

これすら継続できないのならもう少し肩こりで

悩まれたほうがいいかもしれませんね。

 

ストレッチだけに限りませんが数セットやるだけなので

とりあえず行動してみることが大事ですよ。

 

それではまた。

 

 

 

肩こり対策のストレッチ補足

「肩こりで深く息が吸えない」

という一つの悩みでも様々な方法で解決します。

 

マッサージでも、

動かされることでも、

ストレッチでも、

運動でも。

撫でるような刺激でも

改善する事例のある肩こり。

 

それぞれの方法がすごかったとかじゃなく

ここで大事なのは、本当に肩の筋肉が硬くなっていたから

息が吸いにくかったのだろうか?ということです。

 

もしかしたら息の詰まり感を感じなければならない程の

緊張感が必要な環境(交感神経を高ぶらせるおう状態)に

常にさらされているなら

常に肩に力が入るからかもしれないですよね。

 

極論になりますが、もしその人が

常に命を狙われるような環境に身を置いているなら

いくら肩こりを緩めたって、またその状況になったら

いくらでも肩がこるじゃないですか。

 

 

じゃあ交感神経の過剰な高ぶりが原因の

肩こりを何とかしたいなら

・ストレスを感じる環境を変えるか

・自分のストレスへの耐久性を上げるか

・緊張しないメンタルを作るか

 

という道がありますよね。

 

 

環境を変えることはなかなか難しいですよね

職場や家庭環境・人間関係とか変化させるのは

かなりのエネルギーが必要です。

 

 

自分を変えるかその他大勢を変えるか

と言う二択に迫られたなら

自分を変えるほうが簡単ですよね?

 

 

 

そして自分の肉体を変えるか

思考やメンタルを変えるか

 

と言う二択なら

身体を変えるほうが簡単ですよね?

 

メンタルを即変える方法があれば教えて欲しいです(笑)

 

 

また肉体を変えることは明確な自信に繋がります。

その自信はあなたのメンタルにいい影響を与えてくれます。

 

そしてあなたのメンタルが変わったなら、

周りの環境が変わるかもしれないし、

環境の見え方自体が変わるかもしれません。

 

肩こりだからマッサージ!というのは

雨漏りしてるからバケツ置きましょう

みたいな感じです。

屋根をどうにかしたいですよね。

 

言いたいことはなんとなく伝わりましたかね?

もし自分を変えたい人はいつでもご相談ください。

 

 

奈良県香芝市のTri整体院より

津守がお送りしました。

以上、それでは!