こんにちは。
奈良県香芝市のぎっくり腰特化整体の
Tri整体院より津守が送りします(`・ω・´)
8月の上旬に、ネプチューンの名倉潤さんが
約二か月間の休養を発表しましたね!
もともと頸椎ヘルニアの症状で悩まされていたみたいて
昨年の6月に手術を行い、成功したそうです。
ヘルニアというのはラテン語で「飛び出るもの」という意味で
身体の組織の一部が、通常あるべき部分から
飛び出してしまうことを言います。
頸椎以外にも腰椎ヘルニアや
腸ヘルニアや鼠経ヘルニアなど
色んなヘルニアがあります。
その後快調な生活が待っている…と思いきや
オペ後の侵襲(メスなどで切開した傷のようなもの)の
痛みに一年以上苛まされ続けた結果、
うつ病に至ってしまったそうです。
結果的にうつ病によって
活動休止を余儀なくされたみたいです。
名倉さんのヘルニアを改善する為のオペなのに
そのオペによる痛みで精神的にダメージを
受けていれば元も子もないような気もします。
もし仮にヘルニアのオペ後の侵襲だけが痛みの原因なら
一年以上痛みに悩まされているのだから
侵襲のキズが一年以上も治癒しなかったということですよね。
通常、筋肉や靭帯、腱などの柔らかい組織の損傷は
4週間前後で治癒することがほとんどです。
(栄養状態や年齢によって変化します)
時間を要する大腿骨頚部骨折(股関節近くの骨折)
でも長くても12週間(3か月)ぐらいで治癒します。
果たして名倉潤さんのオペによる侵襲は
50週間以上も治癒しないモノだったのでしょうか…?
名倉さんの組織の再生スピードだけ
めちゃくちゃ遅いということでしょうか?
多分違いますよね。
もちろんオペによる傷がキッカケだったかもしれませんが
痛みを発する要因は何も構造的な損傷ばかりではありません。
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Tri整体院【奈良のぎっくり腰特化整体】
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奈良県香芝市五位堂3-602-1エムエフビル101
0745-76-4711
10:00~20:00(予約制)
〇休みのお知らせ〇
■8/27(火)
■9/15(日)
■9/16(月)
■9/26(木)
以上を予定しておりますのでご注意ください。
奈良県内であれば出張整体も行ってますので
ご気軽にご相談ください。
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さて話を180°変えて本題に入りましょう。
ヘルニアの話になります。
急激に腰が痛くなって動けなくなるような
痛みに襲われる人がいますよね。
その原因としてよく挙げられるのは
ぎっくり腰とヘルニアだと思いますが、
それがぎっくり腰なのかヘルニアなのか
見分ける方法をご存知でしょうか?
ヘルニアとぎっくり腰の症状の違い
一般的に腰椎ヘルニアの症状は
■腰痛
■片足に走る痛み
■しびれ
■おしっこが出ない(膀胱直腸障害)
こんな感じが主な症状です。
他にも筋力低下であったり腱反射の減弱とか
FNSテスト陽性とかSLRテスト陽性とかいろいろありますが
患者自身で分かる症状といえば上の四つあたりです。
一般的な見解としては
”激しい腰痛”に伴い、片足に”痛み”や”しびれ”が出ると
ヘルニアの疑いが強いとされています。
とはいえぎっくり腰でも
激しい腰痛に伴って片足に痛みが走ることもあれば
ヘルニアと同じように痺れが出ることもあるので
決定的に二つを見分けるポイントにはなりえません。
そもそもこのブログを
最初から見てくれている方はお察しかと思いますが
ヘルニアによって激しい腰痛が起こるとは考えにくいです。
日本整形外科学会診療ガイドラインで
2013に改訂された腰椎椎間板ヘルニアガイドラインによると
第三章「診断」はじめに の序文で
画像上の「腰椎椎間板ヘルニア」は
多くの無症状の成人に見られる所見である
と書かれています。
つまり酷い腰痛に悩まされている人も
全く腰痛になったことのない人も
レントゲンやMRI上で腰椎ヘルニアがみられる
ということです。
その証拠に
MRI上,無症候性のヘルニアがあり,MRIの解釈・診断に際して注意を喚起する報告が多数ある。
腰痛や下肢痛の既往がまったくない67例を対象としたコホート研究では,
MRI上60歳未満の20%,60歳以上の36%に無症候性のヘルニアの所見を認めたとしている。
腰椎椎間板ヘルニア診療ガイドライン 第三章 診断 より
つまり全く腰痛も足の痛みもない
60歳以下の5人に1人がヘルニア
60歳以上ではその割合が高まるという研究があるのです。
じゃあ腰痛患者の中でどれくらいの割合が
ヘルニアと診断されているのかというと
全体の5%だとされています。
もはやヘルニアがある方が
腰痛がなく生活できているということです。
だからいまだに腰痛に関して
ヘルニアがどうとかいうのは
もはや詐欺レベルの話ですね。
結論:ぎっくり腰とヘルニアの見分け方
激しい腰痛に襲われた場合、
腰痛ヘルニアが原因でないことは
ほぼ確実と言えます。
ただし全ての酷い腰の痛みが
ぎっくり腰だというわけでもありません。
その激しい腰痛は
もしかしたら内臓疾患によるものかもしれません。
腎臓の感染性炎症が起こる場合は
高熱とともに腰痛や背部痛が起こるし
胆石や尿管結石でも腰痛は起こります。
とはいえ内臓疾患である割合は非常に低く
ほとんどがぎっくり腰です。
話を戻して、ヘルニアの中には
■おしっこが出ない
■便秘
■おしっこが突然漏れ出す
このような膀胱や直腸の働きに障害が出るものが
あるのでそういう場合は
すぐに整形外科に受診すべきだそうです。
全腰痛の中の5%がヘルニア
そのヘルニアの中でも2%程度なので
これもめったにないことですけどね、
■ぎっくり腰の原因って何なの?
■ぎっくり腰って何が起こっているの?
■内臓疾患との見分け方は?
これらを知りたい方は既にほかの記事に書いているので
ブログの過去の記事をさかのぼってみてくださいね。
以上、奈良県香芝市のぎっくり腰特化
Tri整体院より津守がお送りしました。
それではまた!
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