こんにちは!

奈良県香芝市でぎっくり腰特化整体を提供している

Tri整体院の津守がお送りします。

 

腰椎ヘルニアや脊柱管狭窄症の主な症状の腰痛。

しかも痛みに耐えがたくて手術をしたり、

足がしびれたして歩けなくなって手術をしたり、

膀胱や直腸の働きが悪くなったりして

排泄がうまくいかない(毒素を排出できない)ことで

命に関わるのでヘルニアを切除する手術したりします。

 

つまりヘルニアになると手術によって良くなるというのが

世間一般の認識ですよね。

 

しかしその一方でヘルニアの手術をしても

腰痛が良くならなかったという声もチラホラ見かけます。

 

ではどれくらいの人が症状が変わらないのでしょうか?

 

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Tri整体院【奈良のぎっくり腰特化整体】
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整体×トレーニング×テーピング
奈良県香芝市五位堂3-602-1エムエフビル101
10:00~20:00(予約制)
TEL 0745-76-4711
MAIL:tri.tumori@gmail.com

出張整体も行ってます.
ご気軽にご相談ください(`・ω・´)

ぎっくり腰の他にも産後の骨盤整体や
通常の整体も行っていますよ!
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『12月のお休み』

12/13(金)午後
12/14(土)
12/15(日)
12/28(土)
12/29(日)

土日祝日もいつも通り受け付けておりますし

年末年始も予約を受け付けております。

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腰椎椎間板ヘルニア診療ガイドラインというものがあります。

 

腰椎=肋骨と骨盤の間にある5つの背骨の事

椎間板=背骨を繋ぐクッション性のある軟骨組織

ヘルニア=本来ある場所よりも飛び出た部分(ラテン語でヘルニア=飛び出る)

診療ガイドライン=病状を診療するうえでの指針

 

腰椎椎間板ヘルニア診療ガイドラインには

腰椎ヘルニアに関する論文をもとに

日本の整形外科医が議論したものの総集編ともいえるものです。

 

そこには

保存的治療と手術的治療による予後の差はあるかというページがあります。
予後=治療後における症状の変化のこと、改善したなら予後良好といわれる

 

保存的治療と手術的治療とを比較した最初のRCTの報告では,
比較的軽症な126例を2週間の臥床の後,保存的治療と手術的治療の2群に分けている.保存的治療割り付け群66例のうち17例(28%)が疼痛のために1年以内に手術が施行され,手術割り付け群60例のうち1例(2%)は手術を拒否していた.割り付けどおりに比較しても,術後1年の患者満足度における良好例の比率は手術的治療では65%,保存的治療では36%であり,手術群が有意に優れていた.しかし4年後では手術群のほうがやや良好であるが有意差はなく,10年後ではほぼ同等であり,長期的には手術的治療と保存的治療に差がなかったとしている.しかし1970年に施行された古典的なRCTであり,術式,保存的治療内容,評価法も現代とは異なっている.
前向きコホート研究でも同様な結果が出ている
3ヵ月以内の初期治療として手術選択例と保存的治療選択例との成績を比較した報告によれば,手術的治療群のほうが当初の症状が重く機能的にも低いにもかかわらず,腰痛と下肢痛のうち主たるものの改善する頻度は5年後では手術的治療70%,保存的治療56%で手術的治療のほうが良好であったが,10年後には手術群で69%,保存群で61%であり有意差はなく,経年的には差がなくなる傾向があったとしている.しかし,著しく改善,または完全に消失した頻度は手術群で56%,保存群で40%であり,また現状に対する満足度も手術群の71%,保存群の56%が満足と回答しており手術群が有意に良好であったとしている.最近の多施設前向きコホート研究でも同様に,手術的治療群のほうが当初の症状が重症であるにもかかわらず,長期的には保存的治療より成績良好であった
手術には即効性があり,経年的には保存的治療との差が減少するものの長期的にも保存的治療よりは成績良好といえる
しかし,短期間の保存的治療が無効であった場合には手術をすすめるべきとまではいえない.数週間の保存的治療で軽快しない症例を対象として保存的治療継続と早期手術とを比較した3つのRCTでは,長期的には早期手術割り付け群と保存的治療継続群との差はなく,保存的治療継続割り付け群には治療効果が乏しく結果的に手術を選択した症例が約半数存在したが,これらと早期手術割り付け群との差も認められないとしている
手術成績は下肢症状の期間と関連するとした報告は数多く存在するものの,保存的治療の効果の見極めを短期間で行い手術を急ぐ恩恵は小さいと考えられる
腰椎椎間板ヘルニア診療ガイドライン 第五章 予後 より

 

かいつまんで解説すると

軽症なヘルニア患者を二週間入院させた後

■ヘルニアを切除する手術をするグループ

■ヘルニアを手術しないで様子を見るグループ

にわけます。

 

術後1年の時に良好例の調べたところ

手術的治療をしたグループでは65%,

保存的治療をしたグループでは36%

手術グループが優れていたと言えます。

 

しかし4年後には手術群のほうがやや良好であるがあまり差はなく

10年後ではほぼ同等となっていた。

 

つまり即効性という点では手術が優れているが

最終的、長期的には手術をするかどうかでの予後はあまり変わりはない。

 

という意味になります。

 

 

ここで注目してほしいのは手術したグループの

一年以内の良好例は65%ということです。

 

残りの35%の人は手術をしても良好とは言えなかったわけですね。

 

つまり10人中3人強は手術でヘルニアが治らなかったと

感じていると考えられます。

 

イチローと同じくらいの割合で

ヘルニアが改善しないと考えると少ないような多いような…。

 

ヘルニアによる腰痛は

手術したほうが早く楽になる場合が多いけど

最終的にはオペしてもしなくてもあまり変わらない可能性が高いです。

 

以上、奈良県香芝市でぎっくり腰特化整体を提供している

Tri整体院の津守がお送りしました!

 

それではまた(`・ω・´)

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