こんにちわ。

香芝のTri整体院より

津守辰哉です。

 

むくみってなに?

皆さんはむくみを感じたことはありますか?

 

立ちっぱなしで足のむくみで靴が入らない

お酒の飲みすぎで顔がむくみがひどい。

 

よくありますよね?

 

 

皮膚が水を含んだような

ぶよっとしたものに変化する

それがむくみのイメージですよね。

 

 

どこにむくみがでるのか?

人間の身体の構成するものの約60%は水分です。

水分は口から補給され体内を巡り

汗や尿となり排出されることを

繰り返すことで体内を循環しています。

 

細胞一つ一つに水分が含まれ、

細胞の外も水分で取り囲まれています。

代表は血液や組織液・リンパ液などです。

 

血管と血液で言えば、

ちくわの穴に水分が通っていて

ちくわ自体にも水分が含まれている。

といえばイメージしやすいでしょうか?

 

その水分は細胞内を出たり入ったり、

血管や組織の隙間に出たり入ったりします。

 

水分が出ていく量が少なくなる

or

水分が入ってくる量が多くなる

 

そうなると水分の渋滞がおこり

むくみが出てくると考えられています。

 

水分の渋滞が血管内で起これば

高血圧になります。

皮下組織(皮膚と筋肉の間の層、脂肪なども含む)で

起こればむくみとなります。

 

 

なぜ水分が渋滞するのか

 

①塩分を取りすぎている

塩分は水分を保持する働きを持っています。

ナメクジに塩を振りかけると縮みますよね?

ナメクジの水分が塩に持っていかれるからです。

 

塩分過多の食事をすれば

体内に保持できる水分量が増え、

むくみやすくなります。

 

②薬の副作用

高血圧の薬、消炎鎮痛剤、糖尿病の薬、うつ病の薬、ホルモン剤、甘草を含む漢方薬

などの副作用としてむくみがあります。

 

③重力

血液は心臓から送り出されて心臓へ帰っていきます。

足まで血液を渡らせようとするのは容易ですが、

帰りは重力に逆らうので当然停滞しやくなります。

 

④筋肉

血管は筋肉の中にも散在しています。

筋肉が伸び縮みをすれば、欠陥も伸び縮みするので

中の血液を押し出し、心臓へ送り返す補助をしてくれています。

その筋肉があまり使われないと

その補助ができないのでむくみやすくなります。

 

⑤冷え

冷えると血管が締まり、循環量が低下します。

 

⑥ストレス

動物はストレスを受けると

血圧や血糖値を高める作用がある

ステロイド系のホルモンを分泌します。

 

自然界でのストレスとは

外敵に対し排除や逃避するために

すぐに使えるエネルギーが備える必要があります。

人間もかつてはその中で生活していたので

ストレスを感じるとステロイドホルモンを放出します。

 

本来であれば排出される水分を

もう一度吸収して血液量を増加させ

血圧をあげるので、体内の水分量が増え

むくみにつながります。

 

 

よく言われるリンパの流れ

毛細血管から組織間へ漏れ出た

血液の1~2割を回収し、

(そのほかは毛細血管に戻る)

 

小腸から吸収した脂質を加工し血管内に運搬し、

(そのまま血中に脂肪が入ると分離して塞栓となるリスクがある)

 

ウイルスを攻撃するリンパ球が多く含まれている

といった特徴をもつのがリンパの特徴です。

 

とここで注目していただきたいのが

先ほどの

組織間へ漏れ出た血液の1~2割を回収する

ということ。

組織間とは細胞と細胞のすき間

と考えていただければいいかもしれません。

 

そこに停滞する水分が多くなれば

むくみが出やすいと考えられます。

 

ですので組織間に水分が滞留して

むくんでいるのであれば

リンパの流れを良くしても

改善は1・2割程度となるはずです。

 

しかしリンパマッサージで

むくみが改善するのもまた事実。

 

ここで考えるべきは、

リンパの流れをよくする為にやった施術は

実はリンパマッサージという施術は

リンパ以外の所に作用していい作用をもたらした

可能性があるということです。

 

じゃあリンパマッサージ以外の

もっと効率のいい対処や

予防法が考えられますよね。

 

 

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ただしお伝えしたリンパなどの事象は

まだまだミクロな事象は研究段階で

本当の意味では分からないことが多いです。

 

今回の記事は、

解剖学と生理学の教科書を基に

作成していますが、

その教科書の内容が五年後には

覆されている可能性もありますからね

 

ただざっと思いつくだけでも

むくみの原因は山ほどありますし

それに対するアプローチも山ほどあります。

ストレッチ。

マッサージ。

運動。

温浴。

 

ただ薬の副作用でむくみが起きているのに

リンパマッサージをしても効果は薄いでしょうし、

 

筋力不足が原因だったのに、

塩分を控えることばかりに着目するのは

時間と労力がもったいないのではないでしょうか?

 

せっかくなら

施術のレパートリーが豊富で

運動指導もできる当院で

あなたにぴったりの解決策を

見つけてみませんか?

 

それではまた!