こんにちは。

香芝市のTri整体院より

津守辰哉です。

 

 

ぎっくり腰の原因って

腰椎椎間関節の炎症ですよ。

腰椎の捻挫ですよ。

腰の筋肉の損傷ですよ。

靭帯の断裂ですよ。

柔軟性不足ですよ。

運動不足ですよ。

筋力低下ですよ。

 

色々な説がありすぎるくらいですね。

 

そこで今回はぎっくり腰の直接的な原因は筋力低下ではない

ということを経験談から論破できればと思います。

 

 

どこの筋力がどれくらい低下するかの基準はさておき

本当に、筋力低下=ぎっくり腰の原因だったら

 

筋力が低下するほど

ぎっくり腰の発生率は高くなりますよね?

 

 

筋力が上昇するほどに

ぎっくり腰の発生率は低くなるはずですよね?

 

つまりヨボヨボのご老人がぎっくり腰になりやすくて

ムキムキのアスリートはぎっくり腰になりにくい。

 

 

これは残念ながら即論破できます。

時をさかのぼること8年前、

当時高校二年生の私は陸上競技部に所属していました。

長距離専攻で1500mや5000mなどで

よく試合に出場していました。

 

身長169.7cm

体重61㎏

筋肉をつけすぎてしまい

長距離ランナーとしては体重は結構重いほうで

顧問の先生から5㎏は落とせと言われていました。

 

自分でもあの頃がピークだったかな

と思うほど下半身がバキバキでして

ふくらはぎが厚すぎてジーパンが入りません(泣)

 

逆に上半身はまだ皮下脂肪などがついていたので

上半身を鍛えて脂肪を落とそうと考えていました。

 

当時の僕は当然知識もないので

脂肪を落とすならトレーニングでしょ!

上半身系の色んなトレーニングを増やしました。

 

ある日の朝練で雨模様だったので

体育館を借りてマットの上で

ハンドスプリングの練習をしていました。

これが結構ハードでやりがいもあったのですが

かなり背筋を酷使するんですよね。

その際は腰の具合は何ともありませんでした。

 

そのあと、軽いウエイトトレーニングをしようと

重りなしでバーベルスクワットを何度かした瞬間に

腰に爆裂な痛みが走りました。

 

 

初めての感覚でしたが直感的に

 

これはぎっくり腰だ…。

 

と察しました。

 

そのあとは何とか同期の子に手を借りながら

ぎっくり腰を一日をやり過ごしましたが

めちゃくちゃショックでした。

 

今まで腰痛なんて感じたこともなく、

ぎっくり腰なんて…とやや馬鹿にしていました。

 

高校生でぎっくり腰になってしまう恥ずかしさと

自分のカラダなのにどうにもできない腰痛がある

情けなくて仕方なかったですね。

 

ハンドスプリングできるほどの筋力があるのに

毎日陸上のハードトレーニングをこなしているのに

ぎっくり腰という激烈な腰痛になりえます。

 

この時点でぎっくり腰の原因が

筋力低下や運動不足ではないことが

分かって頂けたと思います。

 

個人的な見解としてはぎっくり腰は

現在の筋力<疲労により低下した筋出力+瞬間的負荷

この場合に起こることが多いです。

 

精神的ストレスを過剰に受けると

ぎっくり腰になるリスクは高まったりするので

単純な筋力低下が直接的にぎっくり腰という

腰痛を招くわけではないということです。

 

ハイ論破!!(笑)

 

以上、香芝のTri整体院より

津守がお送りしました。